地図を捨てろ!
以前より随分と自由になった感覚があつて、人生が軽やかで、これという理由もなくウキウキする時間が増えた。
幸せな時間が増えてとても嬉しく思う。
以前にもこのブログ上で取り上げたこの本、
「せいめいのはなし」
の中、
人間の中にもマップラバー(地図好き)という、地図で全体像をマクロに鳥瞰してどこに何があるかを把握してから、具体的な行動を始めるタイプと、マップヘイター(地図嫌い)という、地図などに頼らずまわりの探索行動・試行錯誤を繰り返しながら、自分の目的地に近づいて行くタイプがいます。マップラバーは自分の現在地が定位されて、どこにいるかわかっていないと不安になってしまう。
こんな話があった。
僕は本来マップヘイターだと思う。
以前はマップラバーにならなくてはいけないと思い込んでいた。
人生は何が起こるかわからない。だからしっかり目標を立て、計画的にリスクの少ない道を選ぶべきだと。
しかし、本来がマップヘイターな僕がマップラバーになれるわけもなく、周りの上手くやっていそうに見えるマップラバーと自分を比べては自分を卑下していた。
しかし、様々な人との出会い、話、本等の影響で自分はそのままマップヘイターで良いし、その方がよっぽど面白く、ワクワクと人生を楽しめるのではないのか?と、思い始めた。
今はマップヘイターこそ我が人生!
と開き直っている。
約束事を忘れたり、計画性の無さに周りの人から呆れられても、
「すいませんね〜、なんせマップヘイターなもんで」(︶^︶)
ですます。
でも、たまに自分の歩いてきた過去のマップを眺めてみるのは面白い。
へー、こんな思いもよらないコースを歩いてきたんだなぁ〜
と。
しかし未来のマップは空白のままで、歩いてみて始めてマップが出現する。
こう考えるだけで十分ワクワクしてくる。
そして今なら思う事。
僕等の生きるこの世界は毎旬毎旬ダイナミックに変化している。なのに地図など持ってどうなるというのだろう?
そんなあてにならない地図などとっとと捨ててしまって "今" 立ち上がってくる道を楽しみたい。